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なぜ高速だと流れが見えないのか。
なぜ意図が伝わらないのか。
ということについて、名無し祭りの39番の方から
詳しく聞かせて欲しいというご質問を頂きましたので、
書いてみようと思います。

まず、そもそも譜面の流れについて先に書いておきます。
が、その前にみなさんに質問です。
こんな譜面が流れてきた時、みなさんはこの譜面をどう読みますか?
リバースはかかってないと思ってください。















おそらく、
「最初が左で、次が右で、その次が・・・」なんて読んだ人は、
初心者の領域を脱出している人ならいないと思います。
手馴れてる人なら、多くの人が次の2つのどちらかで読むでしょう。

・左から順に階段4段、折り返して2段、右があって、また左から階段4段
・左から順に階段3段、逆に右から3段、右があって、また左から階段4段

矢印の配置を見て、それを適当に区切って、
その中を1つのカタマリと捕らえて階段とか交互押しとか読むわけですね。
これがすなわち譜面の流れ。
この譜面は、4-2-1-4もしくは3-3-1-4もしくは6-1-4ともとれるかな?
で流れが切れ、それぞれの切れ目の間の流れは今回は全部階段。

少し本筋から外れますが、譜面だけでなく、曲にも、
正確には曲の各旋律にも、音がつながる、切れるといった流れは存在します。
旋律を拾う譜面の場合、その曲の流れと譜面の流れがぴったり合うと、
気持ちのいい譜面、となるわけですね。ここまで余談。


本筋に戻ります。
制作者が、譜面で何かを表現したとします。
その際、まあリズムとか配置で表現することになるわけですよね。
で、プレイヤーはその配置から制作者が曲に何を感じ、
それをどう表現し、どう楽しませてくれようとしたのかを
読み取ることになるわけです。

じゃあ、さっき挙げた譜面について、問題です。
譜面制作者は何かの意図があって、この配置にしました。
最初の矢印は左矢印なわけですが、
この譜面制作者はなぜ左矢印にしたと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
さっきの譜面再掲。





















考えました?

まあ、いろいろな意見はあると思いますが、
おそらく半分くらいの人がこういう回答でしょう。
「曲わからないのにわかるかよ。」
まあ、その通りです。
曲がわからない以上、曲のどの部分を表現しようとしたのかなんて
わかるはずもありません。

しかし、実際遊ぶ時も、初見なんかでは特に、
曲のその部分を聴く直前に譜面を見てるわけですよね。
本当に、曲が流れてくるまで何も感じませんか?
答えはもう半分の人の回答にあると思います。














この配置の最初が左矢印である、曲を聴かなくてもわかる理由。それは
「詳しくはわからないが、とりあえず階段をつかって何か表現がしたいらしい。」
ということ。
ようするに、曲の流れが4音で切れてるから、
譜面の流れも最初は4つにするために、
階段を作った結果最初が左にならざるをえなかった、ということですね。
まあ、この配置の場合は3つ3つかもしれませんが、同じことです。
曲の流れに譜面の流れを合わせるための左矢印。
で、それを把握した上で押すと、
「この階段はなんだろう」が「おお、この階段は面白いぞ!」になるわけです。

ここまで大丈夫でしょうか?
なんかよく分かってない方はこのタイミングで
もう一度最初からおさらいどうぞ。






で、これを高速化するとどうなるか。
とりあえず、流れが最初は3でなく4だった場合で話をします。

高速化するってのはどういうことでしょうか。
矢印の速度が上がるので、それに反比例して、
矢印の表示時間が短くなります。
そうすると、同時に画面に表示されている矢印の数が少なくなります。
ある程度までは少なくなる分見えやすくなったりしますが、
高速化しすぎるとどうなるでしょうか。

わかりやすくするために、ちょっと極端にします。
さっきの譜面で、極端に高速化しすぎて、
一度に2つしか見えないような状態になってるとしましょう。

最初の左矢印がステップゾーンに到達する時、
プレイヤーにはまだ左、下、までしか見えてません。
ここで思い出してもらいたいのがさっきのこと。
>「詳しくはわからないが、とりあえず階段をつかって何か表現がしたいらしい。」
>「この階段はなんだろう」が「おお、この階段は面白いぞ!」になるわけです。
あたりです。
左、下の2つしか見えないのに、「あ、階段で流れを4つで区切りたいんだな」と
分かる人がいるでしょうか。
無理ですよね。下と右はまだ見えてすらないんですから。
結果、左矢印は、「なんだろうこれ」とよくわからないまま押すことになります。

下矢印を押すころには、上矢印も見えますが、
まだ階段で4つというのはわかりません。
上矢印を押すころになってようやく最後の右矢印が見えて、
状況把握とかが速い人なら上を押す時は階段には気づいてるかもしれません。
ですが、階段4つで流れが一度切れるのか、
何らかの形でさらに繋がるのかはその時点でもわかりません。

結局この譜面の流れが4つで切れると分かるのは、
最後の右矢印がくるころになってやっとです。
>「この階段はなんだろう」が「おお、この階段は面白いぞ!」になる
わけもなく、「あ、今の階段だったのか」でおわり。
曲が先に行っちゃうから、最悪、
「で、今、曲に階段っぽい部分あったっけ?」になる可能性もあります。
(私は過剰高速化譜面で時々そうなってます。)

ようするに、階段で何かが表現されている譜面で、
それを先に読み取るには、
階段が全部同時にちゃんと見えることが必要最低条件。
もちろん4つでなく6つとかで流れを作ってるなら、
その6つがしっかり画面内に入るようにしてください。
でないと、プレイヤーはどこからどこまでが
譜面の流れの1カタマリになっているのか、
そう切ることで何をしたかったのか、
曲が通り過ぎるまでわからないという事態になります。
これがせっかく何かを表現しても過剰な速度で台無し、ということ。

ちなみに、この譜面、11個の矢印が等間隔に並んでいるとして、
私なら7つくらいの矢印が見える速度にして欲しいです。
理由はこいつ。








→コレ





流れとしては単独。あきらかに浮いてる矢印なわけですが、
逆に「浮いてる」ってのは、読み取るのは意外と難しいんですよ。
つまり、「浮いてないもの」が最低3つくらいないと、
「浮いてる」とはわからないわけです。
前後どちらからも浮いてるってことで、3+1+3で7つ。
これが、「明らかに浮いてる音にあわせた、浮いた矢印」という演出が
伝わる限界じゃないかな、と思います。
こういう演出って、わかるとすごく気持ちいいんですよね。
まあ、矢印が4つくらいしかみえないくらい高速にされると、
伝わることはまずないわけですけどね。

今ここではこの譜面でやりましたけど、
たいていの曲は、長いとこは8音とか10音とか流れが繋がってます。
リズム譜面ならともかく、旋律譜面でそれを拾った場合、
やはりその流れ全体が一度一画面に収まる程度の速度にしてほしいものです。
何かネタの都合とか、表現をあえて見てほしくない理由があるなら別ですけどね。



余談。
縦長ソースで5倍速とかやる人いますが、
画面内には一度に現れても、
人間の視野って縦方向にはそんなに広くないんだぜ?
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